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2006.06.27

「サッカーの面白さ」

野球をやっている自分でも思う。サッカーは面白い。
実際にプレーするのも、観戦するのも。

何故サッカーは世界的な広がりを見せているのか。
何故サッカーは面白いのか。

まず、広がりについて。
今回の2006ドイツW杯の予選に参加した国は195。
恐らく決勝戦は何億もの人が観戦するだろう。
195カ国という数字はオリンピック参加国とほぼ同じ。
しかも、オリンピックはかなりの数の競技があるが、W杯はサッカーだけである。ここが凄い。
つまり、どこの国にもサッカーの代表はあって当たり前なのだ。
ちなみに、サッカーに次ぐ競技人口を誇るのはクリケット。
しかしクリケットはある特定の(豪州とか、英国とか)地域では人気が高いが、世界的な広がりには乏しい。これは野球も同じである。
その理由は?言い換えればサッカーが広がる理由は?
それは単純明快。
使う道具がサッカーにはボールしかないからだ。
また、どこでも出来るという面でもサッカーはクリケットや野球より利便性が高い。
カギは、アフリカにある。
アフリカで最もポピュラーなスポーツ。それはサッカー。
発展途上国が大部分のアフリカにおいて、ボールさえあれば出来るサッカーの人気が高いのは至極当然。W杯に195の国が参加するのも当然なのだ。
クリケットや野球は利便性が欠けているから今は世界的な広がりを持っていない。
WBCがアフリカや南米も巻き込んだ大会になるには相当の年月と努力が必要だということもこのことで分かる。

次に、面白さ。
これはルールが単純である事と、誰にも活躍するチャンスがあるという事だ。
遊びレベルのサッカーではサッカー経験者と素人両方楽しめる要素がある。
経験者は自分の技術を使いドリブルしたり、パスしたりする。
素人は、足が速いだとか、力があるだとか、体が大きいとか、何かしら武器になる要素を全員が持っているので楽しくなる。また、野球よりも経験者と素人の差が出にくいのも特長。
更に、野球より活躍しやすい。
前に出てドリブルとか、足だしてそのまんまゴールとか、いいディフェンスしたとかあくまで遊びレベルでの話だが、素人を存分に楽しませる要素が野球に比べて多いように思う。


野球と比較しながらの考察だったが、野球も面白い。
打席は必ず回ってくるし、その時には球場の主人公になれる。
カッコいいセーフティーバントでもいいし、堅実な守備でも、思い切り振った三振でも、走りまくって刺されても、それを全てひっくるめて野球の楽しさだから。
試合に参加している限り、何かを起こす力は全員に等しくある。それが野球。


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